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平成18年6月定例会の知事議案説明要旨

当初提出議案(平成18年6月5日)

 本日ここに、第16回定例県議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご多用の中、ご参集いただき、厚く御礼申し上げます。

 この議会に提案いたしております議案は、28件であります。その内訳は、条例議案15件、専決処分したものについて報告し承認を求める議案10件、工事請負契約の締結に関する議案1件、その他の議案2件であります。

 まず、条例議案についてご説明申し上げます。
 第一は、「福岡県税条例の一部を改正する条例」であります。その主な内容は、三位一体改革として所得税から個人住民税への3兆円の税源移譲が行われることに伴い個人県民税の税率を見直すほか、定率減税の廃止等の措置を講じることとし、所要の規定の整備を行うものであります。
 第二は、「福岡県立勤労青少年文化センター条例の一部を改正する条例」及び「福岡県立ももち文化センター条例」の制定についてであります。その内容は、勤労青少年福祉施設としての福岡勤労青少年文化センターを廃止し、その一部について文化施設としての活用を図るものであります。
 第三は、経済社会情勢の変化に伴い、所期の目的を達した福岡県大牟田ハイツ体育施設を廃止することとし、「福岡県産炭地労働者体育施設条例」の一部を改正するものであります。
 第四は、八女市及び上陽町の合併に伴い、八女警察署及び黒木警察署の管轄区域の表記を改めるため、「福岡県警察の組織及び定員に関する条例」の一部を改正するものであります。
 そのほか、補償の対象となる通勤の範囲について地方公務員災害補償法の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正するものなど関係法令の改正等に伴い所要の規定の整備を行うものであります。
 次に専決処分したものについて報告し承認を求める議案は、福岡県税条例の一部改正及び交通事故に伴う損害賠償等であります。福岡県税条例につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、不動産取得税の税率の引き下げを延長するほか、県たばこ税の税率を引き上げる措置等を講じるための改正を行うものであります。
 工事請負契約の締結に関する議案は、一般国道495号芦屋橋下部工建設工事について工事請負契約を締結するものであります。
 その他の議案は、瀬高町、山川町及び高田町の合併に伴う廃置分合及び福岡県農業・農村振興基本計画の変更について県議会の議決を求めるものであります。

 以上、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、いずれの議案も県政運営上緊要なものでありますので、慎重ご審議の上、議決下さいますようお願い申し上げます。