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平成19年9月定例会の知事議案説明要旨

当初提出議案(平成19年9月20日)

 本日ここに、第3回定例県議会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、ご多用の中、ご参集いただき、厚く御礼申し上げます。

 この議会に提案いたしております議案は、20件であります。その内訳は、条例議案7件、工事請負契約の締結に関する議案1件、経費負担に関する議案12件であります。

 まず、条例議案についてご説明申し上げます。
 第一は、「福岡県精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行条例」の制定及び「福岡県事務処理の特例に関する条例」の一部改正についてであります。その内容は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部改正に伴い、改善命令等を受けた精神科病院に対し、任意で入院している患者の症状等について知事が報告を求めるにあたり必要な事項を定めるとともに、地方自治法の規定により、報告の受付及び送付の事務を大牟田市が処理することについて所要の規定の整備を行うものであります。
 第二は、温泉法の一部改正により、土地の掘削等の許可を受けた法人又は個人について、合併、相続等による地位の承継が認められることとなったことに伴い、地位の承継承認の申請にかかる手数料について定めるため、「福岡県温泉法関係手数料条例」の一部を改正するものであります。
 第三は、都市計画法施行令の一部改正により、市街化調整区域内における大規模開発の許可に係る基準が廃止されたことに伴い、当該基準に基づき定められた「福岡県開発区域の面積の特例に関する条例」を廃止するものであります。
 そのほか、県立高等学校の再編に伴い、新たに設置する県立高等学校の名称及び位置を定めるため、「福岡県公の施設の設置及び管理に関する条例」の一部を改正するもの、関係法令の改正等に伴い所要の規定の整備を行うものであります。
 次に工事請負契約の締結に関する議案は、主要地方道筑紫野太宰府線トンネル新設工事について議決内容の一部を変更するものであります。
 経費負担に関する議案は、農業農村環境整備事業ほか11件について市町村の負担すべき金額を定めるものであります。

 以上、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、いずれの議案も県政運営上緊要なものでありますので、慎重ご審議の上、議決下さいますようお願い申し上げます。


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