平成11年1月臨時会の概要
平成１１年１月臨時会は、１月１３日に招集され、１月１４日まで２日間の会期で審議が行われました。
提出議案と補正予算内容
今臨時会には、平成１０年度一般会計補正予算など補正予算議案３件が提出されました。
今回の補正予算は、国の緊急経済対策に係る第３次補正予算に対応し、本県としても公共事業等の円滑な執行を図り、経済対策効果が上がるよう迅速に対応するもので、一般会計２５４億８，４００万円、特別会計７８億３００万円の計３３２億８，７００万円が計上されました。
公共事業関連について、一般会計では新北九州空港連絡道路整備費２７億７，０００万円をはじめとする土木施設公共事業費１３８億１，０００万円、都市施設公共事業費１７億７，０００万円、農業農村整備公共事業費９０億４，０００万円、特別会計では、下水道の整備を進める流域下水道建設費４１億５，３００万円、ダムの建設促進を図る河川開発事業費３６億５，０００万円などが計上されました。
また、新規事業としては、市町村が行う地域振興券交付事業の指導に要する経費が措置されました。
審議の結果
提案された補正予算議案３件については、常任委員会に付託され、審査の過程で、補正予算の早期執行、景気対策としての効果、県単独公共事業の補正の考え方、県債償還に係る財源措置、県庁改革の進め方、地元企業の育成などについて質疑、要望がなされ、 いずれも原案のとおり可決されました。
