WTO農業交渉について国に意見書の提出を求める請願(平成20年12月18日)
WTO農業交渉について国に意見書の提出を求める請願 |
提出者 住所 福岡市中央区天神4丁目10番12号 氏名 福岡県農業総合対策協議会 (代表者名) 委員長 花元 克巳 外2名 |
要旨 WTOドーハ・ラウンド交渉は、12月の閣僚会合を視野に、年内のモダリティ確立に向けた動きが再び加速しており、交渉は、かつてない重大局面を迎えようとしている。 ついては、最後まで日本提案の実現に向けて、毅然とした対応を堅持するとともに、悪い内容での合意は行わないよう、国に対し下記事項に関する意見書を提出していただくよう請願します。 記 1.議長案は、100%を超える農産物関税について対象品目数を厳しく制限し、かつ大幅な代償を求めるものとなっているが、食料純輸入国にのみ一方的な犠牲を強いる上限関税は断固阻止すること。 2.多様な担い手を徹底して支える新たな「瑞穂の国づくり構想」は、主食・飼料・加工用米を地域で作ることにより、我が国の自給率向上と水田の最大限活用を目指すものであり、この実現のため十分な数の重要品目確保により、米麦・乳製品等の我が国の基幹品目を守ること。 3.ミニマム・アクセス米については、現在でも極めて過重な負担となっており、関税割当の拡大幅を可能な限り圧縮するなど、重要品目の取り扱いについて最大限の柔軟性を確保すること。 4.輸入急増の影響に対処し得る特別セーフガード(SSG)の仕組みを堅持すること。 |
紹介議員 藏内 勇夫 重野 正敏 |