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訪問看護事業の拡充を求める意見書(平成21年3月26日)

 病気や高齢・障害等で要援護状態になった場合でも、安心して在宅療養を継続しながら、住みなれた地域で最後まで過ごすことができるようにするためには、在宅医療の一層の推進が必要であり、その中でも重要な役割を担う訪問看護事業の充実は不可欠である。
 今後、在宅医療を推進するためには、これに従事する訪問看護師不足の解消を図るとともに、地域の実情に応じた在宅ケアシステムの構築が必要であり、特に24時間対応可能な訪問看護ステーションが大きな役割を担うこととなることから、その整備が求められるところである。
 よって、国におかれては、国民が地域において必要な訪問看護サービスを受けることができるよう、訪問看護ステーションの拡充や訪問看護に従事する看護師の育成など、新たな支援の強化に向けた施策の創設や拡充に特段の取り組みを行われるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

 平成21年3月26日

福岡県議会議長  貞末 利光

内閣総理大臣  麻生 太郎 殿
厚生労働大臣  舛添 要一 殿