「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」について
福岡県議会では、全国初の罰則付き「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」を平成24年2月に制定し、同年4月に一部施行、9月には罰則に関する規定を含め全面施行を行い、飲酒運転のない県づくりに取り組んできました。
条例施行から3年目を迎え、条例の実効性を検証し、さらに効果的なものとするため、「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例見直し調整会議(座長:樋口明議員)」にて検討が行われ、改正案が、平成27年2月定例会において議員提案され、2月24日に可決・成立し、3月3日に公布されました。
この改正の主なものは、道路交通法違反の飲酒運転で検挙された者には全て、初回からアルコール依存症に関する受診等を義務付けすることなどのほか、パブリックコメントの意見を取り入れ、飲酒運転に係る警察への通報を全県民の努力義務とするという内容です。