九州各県議会議員交流セミナー

　令和３年２月８日、九州各県議会議長会の主催により「九州各県議会議員交流セミナー」が開催されました。
　このセミナーは、九州各県議会議員が一堂に会し、共通する政策課題等について情報や意見の交換を行うことにより、政策提案力その他議会機能の充実を図るとともに、議員間の親睦を深め、共に九州の一体的な発展と地方主権の確立を目指すことを目的としたものです。今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による政府の緊急事態宣言を受け、オンラインによる開催となりました。
　セミナーでは、九州の自立を考える会会長であり日本獣医師会会長の藏内勇夫氏（福岡県議会議員）による「新型コロナウイルス感染症を踏まえたワンヘルスの今後の展望」と、福岡県人づくり・県民生活部スポーツ局長である中平稔人氏による「スポーツの力～我々は、スポーツの未来に何を残すのか？～」の２つの講演が行われました。
　藏内会長からは、新型コロナウイルス感染症に代表される人獣共通感染症対策に対し、医学と獣医学、そして環境科学の各分野を超えて取り組まなければならないという、いわゆる「ワンヘルス」の理念についての貴重なお話をいただきました。また、中平氏からは、新型コロナウイルス感染症により多大な影響を受けているスポーツの未来のため、地方がどのような取組みを行っていく必要があるのかといった問題について、お話しいただきました。