令和3年6月定例会の概要
6月定例会は、6月4日に招集され、6月22日まで19日間の会期で審議が行われました。
今定例会には、新型コロナウイルス感染症対策として「感染拡大の防止」、「雇用対策の強化と生活困窮者の支援」、「事業継続の支援」に要する経費のほか、福岡市地下鉄福岡空港駅とJR福北ゆたか線の接続可能性調査費などの令和3年度補正予算議案2件、条例議案10件、工事請負契約の締結に関する議案13件、人事に関する議案2件、その他の議案3件、計30件の議案が知事より提出されました。
さらに、県による新型コロナウイルスワクチンの優先接種対象拡大に必要な経費やまん延防止等重点措置への移行に伴い必要となる経費の令和3年度補正予算議案2件が追加提出されました。
審議にあたっては、職員の不祥事問題、コロナ禍対策、ワンヘルス推進、男女共同参画推進、環境問題、農林水産問題、教育問題、警察問題など県政全般にわたり活発な論議が交わされました。
審議の結果、提出された議案32件については、いずれも原案のとおり可決または同意されました。
定例会閉会日、議場において一連の採決が終了した後、議長辞職の件及び副議長辞職の件が日程に追加され、吉松源昭議長及び江藤秀之副議長の辞職が許可されました。
その後、引き続き正副議長選挙が行われました。新しい議長には秋田章二議員(自民党県議団)、副議長には十中大雅議員(自民党県議団)が選出されました。