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政策提言に基づいて、福岡県が防災危機管理専門監を新設しました!

 防災危機管理体制の強化を図るため、防災危機管理局に、防災危機管理専門監(課長級)を新設し自衛隊OBの木原士郎氏を採用、平成25年4月3日に辞令が交付されました。

9月定例会
平成24年9月定例会の代表質問の様子

 県議会では、平成24年7月に発生した九州北部豪雨災害により、改めて日ごろからの危機管理体制整備の重要性が認識されたこともあり、同年9月定例会の代表質問(自民党県議団)において、組織としての危機管理の高度化、専門的知識、ノウハウを習得するためにも、自衛隊や警察、消防との人事交流が必要であること、特に自衛隊との交流は、領土主権の確立や国民保護法制との絡みからも一層重要であると思われることについて、知事の見解を求めました。

 これに対して知事は、従来行ってきた自衛隊、警察、消防との業務上の連携を平常時から深めておくことが何よりも重要であること、幅広く連携のあり方についても検討していきたいとの答弁を行いました。


辞令交付
防災危機管理専門監採用辞令交付式の様子

 平成25年度の定期人事異動にあわせ、県は、防災危機管理専門監を新設し、陸上自衛隊で連隊長をはじめ、数々の要職を歴任された木原氏を採用しました。
 災害現場での救助や指揮の経験、豊富な武力攻撃・テロ災害の知識を最大限に生かし、市町村防災体制強化に係る現場指導や助言、総合防災訓練等の企画、災害時対策本部や国民保護対策本部等の設置時における知事等への専門的立場からの助言等に当たります。
 安全・安心、災害に強い福岡県づくりの一端を担うこととなり、地域防災力のさらなる充実に期待していきたいと思います。