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第8回海外福岡県人会世界大会

 平成25年10月9日から12日までの4日間、福岡県で、「第8回海外福岡県人会世界大会」が開催されました。この世界大会は、世界各地にある福岡県人会の方々が一堂に会し、平成4年から3年ごとに開催されているもので、福岡県では12年ぶりの開催です。

海外福岡県人会代表者による議長表敬訪問(10月9日)



 第8回海外福岡県人会世界大会に参加するために来福された各国県人会の代表者の皆さんが松尾統章議長を表敬訪問されました。

 自由民主党福岡県議団の藏内勇夫会長、民主党・県政クラブ県議団の吉村敏男会長、公明党福岡県議団の森下博司団長、緑友会・清進福岡県議団の林裕二会長の各会派代表に、国際交流議員連盟の吉原太郎顧問、中尾正幸副会長、宮浦寛副会長、高橋雅成副会長、秋田章二事務局長も加わり懇談しました。

 松尾議長は、「海外県人会の皆様には、常日頃から本県と海外の懸け橋として、友好と交流を発展させるためにご尽力いただいており感謝しています。世界大会が、それぞれの国の県人会同士で交流を深めていただく素晴らしい機会となることを期待しています」と挨拶しました。

 県人会を代表してハワイ福岡県人会のセキヤ・レイモンド会長は「世界大会が12年前に福岡で開催されたときは、ニューヨークの同時多発テロのときで複雑な気持ちだった。今回、また海外福岡県人会を福岡で開催していただき本当にうれしいです」と挨拶された後、セキヤ会長の音頭で参加者全員で‘福岡県バンザイ’を三唱しました。

 藏内会長は「皆さんお元気に福岡に帰ってこられました。12年前、私が議長で開催を迷いましたが、祝宴事業を一部自粛するなどして大会を実施したことが思い出されます。今回は楽しい思い出をたくさん作ってください」、また吉村会長は「台風も皆さんを歓迎したようです。大きな被害もなくきっと良い思い出に残る大会となることでしょう」と語り、終始和やかな懇談が続きました。





記念式典・歓迎レセプション(10月9日)

 福岡市内のホテルで、記念式典と歓迎レセプションが開催されました。

 記念式典では、実行委員会会長である小川洋知事の挨拶に続いて、実行委員会顧問である松尾議長が「海外県人会の皆さん、お帰りなさい。心より歓迎します。本大会では『県人会フェア』をはじめ、『青少年セミナー』や『ビジネスセミナー』開催など、幅広い分野における交流を促進するための様々なプログラムが催されます。皆さんの本県での滞在が、思い出に残る実り多きものとなりますことを祈念します」と挨拶しました。

 県人会を代表して宗伸之南加県人会会長が挨拶され、さらにジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事が来賓としての祝辞を述べられました。
 その後、県人会代表者の紹介が行われ、小川知事と松尾議長から各県人会に感謝状と記念品が贈呈されました。
 引き続き、春日西小学校の児童による「春の小川」「茶つみ」「赤とんぼ」「ふるさと」などの合唱の披露があり、最後に、もう一度「ふるさと」を会場に集まった全員で歌いました。

 歓迎レセプションでは、「鏡開き」~「乾杯」~「歓談」と続き、母県福岡に一堂に集まった海外福岡県人会の皆さんにとって、話はいつまでも尽きないようでした。


記念式典の様子

挨拶する松尾議長

ジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事

感謝状・記念品の贈呈

春日西小学校の児童による合唱

歓迎レセプションの様子

記念植樹(10月10日)

 松尾議長は、海外福岡県人会代表者、小川知事、新宮松比古福岡県国際交流センター理事長とともに、福岡市内の大濠公園日本庭園で行われた記念植樹に参加し、紅梅を植樹しました。
 その後、茶室でお茶と茶菓子が提供され、日本庭園を散策しました。


さよならパーティ(10月12日)

 第8回海外福岡県人会世界大会が10月12日閉幕し、福岡市内のホテルに約400人が参加して「さよならパーティー」が開かれました。

 パーティーでは、小川知事の挨拶に続いて、松尾議長が、「あっという間の4日間にわたる本大会も、この『さよならパーティー』を残すのみとなりました。この4日間の様々なプログラムにご参加いただく中で、相互理解と友好を深められ、絆もより強まったことと思います。私もいくつかのプログラムに参加しましたが、皆さんの『ふるさと』福岡県に対する温かな気持ちや同郷の繋がりの強さを深く感じました」と挨拶しました。

 ソウル博多会の梅林富士夫会長が県人会を代表して挨拶を行った後、シアトル・タコマ福岡県人会の玉井純夫会長が、「県人会のみならず福岡県の青少年育成のための相互交流を進め、福岡県と海外県人会、海外県人会相互の幅広い分野における交流を推進するため、ネットワークの拡大・強化に努めます」という内容の「福岡宣言」を読み上げました。

 県人会による出し物披露では、太鼓の演奏や歌などが披露され、炭坑節総踊りでは、会場の参加者全員が輪をつくって踊り、会場の熱気は最高潮に達しました。
 最後に、長裕海副議長による万歳三唱、海老井悦子副知事による閉会挨拶で、10月9日からの4日間にわたる本大会は幕を閉じました。

次回の第9回大会は、3年後の2016年(平成28年)にメキシコで開催される予定です。


挨拶する松尾議長

玉井シアトル・タコマ福岡県人会会長

ブラジル福岡県人会による太鼓の演奏

参加者全員による炭坑節総踊り



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