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「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」の改正案が議長に答申されました

 平成24年2月に全国初の罰則付き条例として議員提案により制定された「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」は、施行から3年以内に運用状況、実施効果等を勘案して条例の見直しを行うとされていることから、平成26年10月2日に「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例見直し調整会議」が設置され、見直しが行われてきました。
 飲酒運転違反者へのアルコール依存症の診断を実際に行っている医師の方など有識者の方々からのご意見も伺いながら、8回の会議において鋭意検討が重ねられ、パブリックコメントを経て改正案がまとまり、平成27年2月16日、同調整会議から加地邦雄議長に答申されました。

 答申された改正案の主な内容は、次のとおりです。
・飲酒運転の違反者の再犯を防止するには、できるだけ多くの者をアルコール依存症の受診につなげることが有効であるため、努力義務としていた初回の違反者も含め、全ての違反者に診断等を義務付けたこと。
・本条例が飲酒運転撲滅を全県民一丸となって取り組んでいることをより明確に示すため、パブリックコメントの意見を取り入れ、飲酒運転の警察への通報を全県民の努力義務としたこと。


「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」の改正案が議長に答申されました1「福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例」の改正案が議長に答申されました2

福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例見直し調整会議委員
会派代表者
 自民党県議団 樋口明(座長)
 民主・県政県議団 川﨑俊丸
 公明党 大塚勝利
 緑友会 出利葉史郎
関係常任委員会委員長
 厚生労働環境委員長 原竹岩海
 新社会推進商工委員長 宮浦寛
 文教委員長 津田公治
 警察委員長 野原隆士