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「九州の自立を考える会」第9回広域行政セミナー及び臨時総会

 平成27年10月8日、本県議会の議員をはじめ九州各県議会の議員、九州の財界人等を会員とする「九州の自立を考える会」(会長:藏内勇夫議員)の第9回広域行政セミナー及び臨時総会が福岡市内で開催され、井上忠敏議長が来賓として出席しました。

 はじめに、九州の自立を考える会の吉村敏男副会長(民主県政県議団会長)の「私たちは、九州の自立を考える会を設立し、4年目には政策提言を行うまでに至った。次なるこの4年間は、具体的に提案した各政策について一つ一つ確実に実現し、九州全体の活性化を図ることが目標だ」との開会挨拶がありました。

 次いで藏内会長から、「皆さんとともにこの約4年間活動してきた。地方のことは地方が決める、地方がみずからの手で成長戦略を立て、それを地方の力で実現し、国を支えていく、こういった根本的な日本の統治システムを確立することが一番肝要なことだ」と挨拶がありました。

藏内会長挨拶 
藏内会長挨拶 
吉村副会長開会挨拶
吉村副会長開会挨拶

 セミナーでは、九州と縁の深い公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長から、「観光立国と地方創生で九州を元気に」と題する講演があり、「九州は、世界遺産をはじめ豊かな食文化など世界に誇れる多様な観光資源がある。これからの10年、平昌オリンピック、ワールドカップラグビー、東京オリンピックなどを見据えれば、九州は世界の中で大きなポジションを占めるチャンスが来ている」などの話がありました。

 その後に開かれた臨時総会の席上で井上議長は、「昨年10月に発表された九州の成長戦略に係る政策提言に深い感銘を受けている。九州の自立を考える会の政策提言は、まさに九州が一体となって取り組むべき戦略を打ち出しており、地方創生を先取りした提言である。昨年、県議会を代表して加地邦雄前議長から小川洋知事へ要請いただき、知事も早速、水素ステーションといった具体的な取り組みに着手いただいている。こうした一致団結した結束が大きなパワーとなって政策実現に向かうものと思う」と述べました。
 また、小川洋知事からは「昨年10月、九州の自立を考える会の皆様から、九州の成長戦略にかかわる大変貴重なご提言をいただいた。この提言の具体化に向け、国や九州各県など関係者で連携し、検討をしっかり進めさせていただきたい」との挨拶がありました。

 臨時総会では、原口剣生議員(自民党県議団会長)が新たな副会長に、また松尾統章議員が理事兼会計責任者に選任され、同会の新たな役員体制がスタートしました。

溝畑大阪観光局理事長による講演 
溝畑大阪観光局理事長による講演 
会場の様子
会場の様子
井上議長挨拶
井上議長挨拶   
 小川知事挨拶
 小川知事挨拶