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「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群がユネスコ世界遺産に決定しました

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群がユネスコ世界遺産に決定しました1

 平成29年7月9日、ポーランドで開催されたユネスコの世界遺産委員会において、県議会も力を入れて取り組んできた「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録が決定しました。
 今年5月、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、大島と九州本土の4件は除外すべきという勧告を出していたものの、8件すべての構成遺産で一つの文化や信仰を示す遺産であるという日本側の粘り強い主張が認められ、最高の結果となりました。
 会議出席予定であった樋口明議長は、この度の豪雨被害を受け、急きょ、小川洋知事とともに帰国となりましたが、登録決定の瞬間は宗像市の「海の道むなかた館」でインターネット中継され、県議会からは議長代理として守谷正人副議長や地元議員等が出席、県、地元自治体をはじめ多くの関係者や地元住民が審議を見守るなかでの決定に、会場は喜びに包まれました。
 県議会を代表し、守谷副議長は、祝意とともに県議会では今後も「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界に誇れる遺産として、しっかりと魅力を発信し、地域振興、地域の活性化につなげるよう取り組んでいきます」と挨拶しました。


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※「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産
沖ノ島(宗像大社沖津宮)(おきのしま(むなかたたいしゃおきつみや))
小屋島(こやじま)
御門柱(みかどばしら)
天狗岩(てんぐいわ)
宗像大社沖津宮遙拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいしょ)
宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや)
宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃへつみや)
新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)