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台湾行政院政務委員が県議会を訪問されました

台湾行政院政務委員が県議会を訪問されました1

 平成29年7月20日、福岡での「台湾新南向政策と台日協力」の基調講演及び県内企業視察等のため来県された台湾行政院の鄧振中(ていしんちゅう)政務委員が県議会を訪問され、樋口明議長、守谷正人副議長をはじめ、自民党県議団の阿部弘樹会長代理、緑友会の林裕二会長、福岡県台湾友好議員連盟の井上忠敏会長ほか役員がお迎えしました。
 樋口議長は、「台湾から日本を訪れる入国者は年々増加しており、このような交流人口の増加は、経済、文化、教育など様々な分野での交流促進に繋がっていくものと考えます。台湾と福岡県の友好関係がますます発展することを大いに期待します」と挨拶しました。
 鄧政務委員は、台湾から日本への観光客が年間約400万人に達し、台湾人口の約20%が来日していることや、自身の進める経済対策である新南向政策に触れ、「日本と台湾双方の中小企業の訪問往来を通じて、両国の経済関係や文化関係が深まることを期待しています」と挨拶され、日本企業と台湾の中小企業の連携強化により東南アジア市場への進出を目指しているとの旨伝えられました。
 その後の懇談では、14年ぶりに条件付きで日本産牛肉の輸入の解禁が決定したことや、日本の技術産業や環境保護産業、台湾の経済政策等について意見が交わされました。


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