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天皇皇后両陛下が福岡県をご訪問

 平成29年10月27日から30日の4日間、天皇皇后両陛下は、平成29年7月九州北部豪雨被災地御見舞に引き続き、第37回全国豊かな海づくり大会ご臨席、併せて地方事情をご視察のため、福岡県へ行幸啓になりました。

 福岡空港では、樋口明議長、小川洋知事をはじめ、多くの方々がお出迎えし、両陛下の福岡御訪問を歓迎しました。
 その後、両陛下は7月の九州北部豪雨災害で大きな被害を受けた朝倉市を訪問されました。被災地の被害状況を車中より視察された後、朝倉市役所杷木支所では、森田俊介朝倉市長、澁谷博昭東峰村長や被災者の方々と対面され、心のこもったお見舞いのお言葉をかけられたほか、災害対応に尽力された方々にもねぎらいをいただきました。


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 28日は、北九州市の安川電機みらい館をご視察になり、歩行アシスト装置の実例紹介や産業用ロボットの展示などをご覧になりました。
 また、お泊所に戻られた両陛下は、「第37回全国豊かな海づくり大会」の絵画・習字の優秀作品をご覧になられた後、大会の歓迎レセプションにご臨席になりました。

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 29日は、両陛下のご臨席のもと、「第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会」の式典行事が宗像ユリックスで開催されました。この大会は、水産資源の保護・管理と海や河川の環境保全の大切さを広く国民に伝えるとともに、水産業の振興と発展を図ることを目的に、毎年都道府県の持ち回りで開催されており、福岡県では初めて開催されたものです。式典行事では、資源管理や漁場環境保全等に功績のあった団体などの表彰、水産業や水域の環境保全を題材とした作文の発表、稚魚等のお手渡しなどが行われました。

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 式典終了後、両陛下は7月に世界文化遺産に登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つである宗像大社を訪問・参拝され、沖ノ島で出土した古代の銅鏡、勾玉などの国宝を見学されました。両陛下が宗像大社を訪問されるのは34年ぶり2回目ですが、天皇・皇后としてのご参拝は歴代で初めてということです。

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 30日は、北九州市エコタウンセンターをご視察になり、北九州市の環境施策や次世代エネルギー、自動車・家電リサイクルなどの展示をご覧になりました。

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 両陛下は4日間の日程を終えられ、北九州空港から帰京されました。

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