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福岡県・江蘇省友好提携25周年記念訪問団

 平成29年12月21日から24日の日程で、樋口明議長、松本國寛福岡県日中友好議員連盟顧問をはじめ、各会派の代表者や福岡県日中友好議員連盟の役員及び会員が、小川洋知事らとともに、中国江蘇省を訪問しました。
 本県と江蘇省は、平成4年に友好提携を締結し、これまで、環境、経済、青少年、文化・学術など幅広い分野で交流を深めてきました。今回は、江蘇省での友好提携締結25周年記念事業に参加し、友好関係のさらなる発展を図るために訪問したものです。

 22日は、江蘇省人民代表大会を表敬訪問し、趙鵬(ちょうほう)常務委員会副主任と会談しました。樋口議長は、「福岡県と江蘇省の友好提携25周年を機に、両県省の友好がより一層深まることを期待しています」と挨拶しました。


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 また、福岡県と江蘇省の友好のシンボルとして、1996年に開園した「福岡-江蘇友好桜花園」や中山陵を視察しました。

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 その後、「福岡県と江蘇省の友好提携関係のさらなる発展に関する協議書」署名式に参加し、両県省のさらなる友好交流の発展に向けて、決意を新たにしました。

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 23日は、江蘇省・常州市にある安川(中国)機器人有限公司を訪問し、中国における事業展開について説明を受けるとともに、産業用ロボットの製造現場を視察しました。

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 24日は、25周年記念事業の一環として開催された「福岡県・江蘇省友好茶会」に参加しました。 八女茶の発祥は、約600年前、明国より帰国した栄林周瑞(えいりんしゅうずい)禅師が、留学の地、蘇州・霊巌寺の景観に似ていることから、福岡県・八女に霊巌寺を建立、栄林禅師が明からお茶の種を持ち帰り、伝えたことと言われています。
 昨年3月に「福岡-江蘇友好桜花園」が開園20周年を迎えた際には、南京で「日中友好大茶会」が開催され、今年3月には八女の霊巌寺等で「霊巌寺がつなぐアジアお茶まつり」が開催されました。そして、今回、八女茶の伝来元である蘇州において、「福岡県・江蘇省友好茶会」が開催される運びとなったものです。
 開会にあたり、松本顧問が、今回のお茶会開催にご尽力いただいた江蘇省、蘇州市、呉中区、八女市、岡垣国際交流協会、福岡県茶生産組合連合会の関係者の皆様に謝辞を述べるとともに、「八女茶の故郷であるこの蘇州でお茶会を開催できることを大変嬉しく思います。こうした地域間交流、草の根交流を継続していくことが、国と国との信頼関係の基礎になると思います」と挨拶しました。


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